東秀憲さん
学童部門 放課後デイサービス トウモロー
小1~小6までの子ども達 定員10名
比較的障害がいの重い子が通ってきています。
榊百合恵さん
幼児部門 児童デイサービスむぎのこ パンダ 1歳児 定員10名
まだ幼い子どもですが、この小さい時期がとても大切だと思って頑張っています。また2年目なのでお母さん支援は、先輩職員がしてくれます。
菊地寛太さん
学童部門 放課後等デイサービスライラック 4年生中心のクラスです。
とても気の強い子が多く、低学年の時は大変だったけど、良い先輩職員が丁寧に気持ちを聞いて関わってくれたので、みんな成長してだいぶ今は落ち着いたクラスになっています。
東秀憲さん
そうですね、トウモローの子たちは言葉で話すのが難しいこどもたちです。言葉をうまく表現できない子たちがいます。その子が、異年齢のクラスなのでお兄さん的な高学年の子たちが低学年の子とバディを組んで散歩とか助けあったり、トントンと私の肩をたたいて教えてくれます。こども自身が教えたことを実践しているときに、よかったなとやりがい感じます。 また、私が育ってきた経緯が似ている子どもがトウモローにいます。自分も昔そういうところがあったなと思えたりします。そういうところもですね。
教えたところがうれしいなと、大きくなっても大丈夫だよと伝えられるところがよいですね。
下野
東秀憲さん
子ども達の母にもお話する機会があります。「多動な子ですみません」という、それに違和感を感じることがあるんです。そこで、自分のことを話すことで、お母さんたちが安心することがあり、そういうところがこの仕事やっていてよかったなと感じます。お母さんたちに「謝らなくてもいい、素敵な子だよ」と言いたい。
「こんな風になれるんだ」というモデルがあるとお母さんたちも安心するよね。今が大変でもね。そしてどんな子どもも、素敵な子というのが、むぎのこのポリシーだけど、ここで育ってしっかり身についているね。
下野
東秀憲さん
どうやって子どもたちにわかってもらえるのか、まだまだ始まったばかりで、空回りしているかなと思います。リーダーや先輩に聞きながらやりたいと思います。
東秀憲さん
唾をはく子どもの場合、本人が唾を吐くことが意思表示であり、その行為がなぜそうなのか?きっかけはどこになるのか?と考えます。そして言葉が出始めの時もあるので止めるというより、唾を吐くという衝動をどこに向けられるかを考えています。紙コップに唾を出すように声掛けし、行動を促しています。否定しない対応で、少しずつ唾を吐くことは減ってきています。
東秀憲さん
上司が大変な時は、自分たちに仕事を振ってくれればできることもあるので、気を使ってくれているので、伝えてくれれば頑張ります。
榊百合恵さん
最近は自分から活動的になって、公園でも抱っことなついてくるようになって、1日、1日でできることが増えてきているなと感じます。
かわいくなりますよね
下野
榊百合恵さん
「子どもに可愛い」と伝えていたら、みんな素直になっていく、そこが子ども達のすごいところですね。
榊百合恵さん
設定保育、上司の先生と一緒に同じ年齢のことり組と一緒に活動していて、他のクラスの先生もみんな子どものことを肯定的に認めて、褒めてくれています。
榊百合恵さん
課題があった時は、上司に相談して解決、みんなで話をして乗り越えることができました。 (去年は年長さんを担当し、今年は、2・3歳児の担当をしています)
解決できているんですね。
下野
菊地寛太さん
困り感が高く、暴力してしまう子どもと関わることもありますが、関わっているうちにその子どもが落ち着いている時なついてくれます。「信頼してくれているのかな」と感じ、そしてその子とは僕との関係性の中で少しずつクールダウンができるようになりました。そういうところがやりがいあります。
榊百合恵さん
給食のご飯食べられない子がいたら、「自分もそうだったな」と、まずは「食べられるものからで大丈夫だよ」という気持ちになりますね。 自分もそうだったし、「ああ、わかってくれるのか」と子どもたちも思っているのかなと思います。少しずつ食事の幅を広げていくように頑張ります。
自分自身の経験があると、子どもの気持ちがわかるという強みがあるよね。
下野
菊地寛太さん
今までは利用する方でしたが、初めて職員側となりました。大人はこんなに大変なんだと感じます。仲間がいて安心して働けるんだなと感じます。 子ども時代の経験を、困り感のある子ども達を理解しを助けたいと思っています。
榊百合恵さん
自分の方を向いてほしい子がいて、すごい暴力で表現したい時があって大変だったのですけど、毎日その子と関わっていくうちに「遊んでほしいんだ」と言葉で言ってくれた、今まで暴力だった子が。「すごい!言えたね」、と気持ちを代弁することで、自分を振り返りながら関わることができました。
子どもの気持ちを汲み取って子どもと関わってくれたんですね。
下野
菊地寛太さん
信頼関係を持ちにくい子どもに、「高い、高い」を4年生だけどやったら、その時にすごい喜んだ笑顔がよかった!
東秀憲さん
叩いてくる子どもがいて、「かまってほしかったのかい?」ときいたら、「ほしかった」と。その後、違う行動で要求できるように、何かあって来てほしい時は、何かしてほしい人の肩をトントンするようになりました。練習もしていますが、できたりできなかったりの日々ですが頑張っているなと感じます。 あと、朝の会などで、自分の名前呼ばれたら返事をしたり、朝の会では座れるように働きかけ、自分でてきたらたくさん褒めています。少しずつ出来ている実感があります。子どもも自信がついてきて表情が良くなっているのが嬉しいです。
支援は少しずつ少しずつですね。
下野
菊地寛太さん
僕はバスの運転が好きです。みんなの役に立ちたいです。そして、5人を1人で勉強を教えたことがあります。すごいでしょ。昔、いろいろな先生に面倒見てもらったから、僕も頼りがいのある職員になりたいです。
榊百合恵さん
クラス会議で少しずつ自分の思っている意見や考えを言えるようになったかな。それが挑戦したことかな。そして私の意見を大切にしてくれます。先輩からは、子どもの気持ちを受け止めて、導くのが上手とほめられます。
菊地寛太さん
毎日が挑戦。 出社から挑戦、暮らしでも一人暮らしになって頑張っています。毎日学ばなければいけないことがたくさんあります。おかげさまで研修が充実しています。人としての在り方とともに、専門性も大切なので。
東秀憲さん
先輩をリスペクトしていろいろ教えてもらっています。先輩は聞いたことを何でも教えてくれます。仲間を尊重する事、まだまだ知識も技術もないので、毎日が挑戦です。
良い雰囲気だね!麦の子会は。やさしい雰囲気があるからこそ挑戦できるんだよね!
下野