2月7日(金)に、北星学園大学名誉教授の大坊郁夫先生をお迎えし、『コミュニケーションについて』の研修会を開催いたしました。
コミュニケーションとは、言葉だけでなく、しぐさや表情などからも相手に感情が伝わり、信頼関係を築く上で重要な役割を果たします。今回の研修では、発言や視線、パーソナルスペースといった基本的な要素に加え、スマートデバイスやZoomなどの遠隔コミュニケーション技術、さらには会話分析の最新技術まで、現代の多様なコミュニケーション手法についてご講話いただきました。
私たちむぎのこでは、日々子どもや利用者の皆さんと深く関わりながら、円滑なコミュニケーションを図っています。また、職員同士の連携においても、コミュニケーションは欠かせない要素です。研修では、話し手と聞き手がリズムを共有し、視線を交わし、前かがみになって話を聞くといった、良好な関係におけるコミュニケーションのあり方についても学ぶことができました。
今回得た知見を、日々の関係づくりにぜひ活かしていきたいと思います。
研修の最後には、互いに向かい合いながら表情を読み取りあう実践も行いました。単に表情を読み取る技術だけでなく、実際に顔を合わせることで表情が柔らかくなり、会場には笑顔が溢れ、会話も一層弾む素晴らしいひとときとなりました。表情の重要性をより実感する機会ともなりました。
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