米澤好史先生のコンサルテーション✐

2022/02/23むぎのこ

2月22日に今年度4回目のコンサルテーションが行われました。今回は幼児、成人と1ケースずつ先生に見て頂きました。

愛着形成に困り感をもつ子ども達の大人との関係性の構築は、大切ですがなかなか難しい事があります。
子ども達を心理的に孤立させない事が大事なので、具体的なエピソードを通して愛着形成のあり方を教えていただきました。

例えば、スキンシップも、ASDを兼ね備えている場合もありますので、ストレートではなくポジティブな関係の時(給食のお手伝い、好きなものを見ている時など)に手を繋いだり握手をしたり、スキンシップって気持ちいいもんなんだと子どもが感じていく事が大事。その感覚を続けていく先に、少しずつ大人と一緒にいて安心、抱っこされて安心‼︎と関係性を築いていく。

その日、分かれる時に、寂しくて、攻撃性が出てしまう子どもに、「じゃあ、また明日ね!」と当たり前のことのように見えるが大事な関わりなので、言語化していく実践をした職員には、とても良い関わりと言っていただけました。それは、安心の確認になる。明日も会えることを予告することで、更に安心に繋がる。

支援する側が、明確な枠組みを決め、その方向性からはみ出さない。落ちついて関わるとともに、気持ちを逸らす大切さ→それは、緊張関係を緩める。

寄り添いつつも、先手の支援をするなど、時として攻撃的になるときもある。
関係性を築きにくい子どもと良い関係どう築いていくのかを具体的な関わり方を学ぶことができました。

米澤先生、今年度4回のコンサルテーションをして頂きありがとうございました!

子どもや利用者さんが、孤立しないで、大人や友達と気持ちを通い合わせる楽しさが伝わるように日々、法人みんなで努力して行きたいと思います。

幼児グループマネージャー 寺崎