4月1日の入社式・法人研修の後の歓迎会で、少し上の先輩たちが、魔女の宅急便の劇をしてくれました。
私は一言すごく感動しました。
私は交流会の担当だったので1回目の通し稽古。そして次があの本番当日でした。通し稽古の時には、感情表現が少なく、台本を読んでる!!との感じでした。ただ、若い先生達の上手でかわいらしい劇でした。
だけど当日の劇はどうだったでしょうか!?
その役になりきって、その子の感情をしっかりと分析して理解した上で、あの役を演じられていたように感じます。


お父さんとお母さんの距離も最初の通し稽古は、二人の距離が遠かったのですが、最後子供たちが旅立つときにはすごく距離が縮まっていて、本当に子どもを送り出す両親のような感じがしました。

2人の兄妹
それぞれの個性や葛藤が自然な感じで表現されていてそれぞれに『そうそう』って共感していました
そして彼女たちニニとトトに寄り添う 2匹の猫。
支えてくれる友達っていいなぁっと思いました。
辛い事、乗り越えなきゃいけないことも仲間や支えてくれる人(猫)、人がいる事でのりこえられる!!ってことを表現してくれたところに感動しました。
ブブとべべが彼らのつらい気持ちを代弁してくれたり、味方になってくれたり、うしろからささえてくれることで大丈夫なんだ!!と見ている私も思いました。

ほんとに限られた短い時間の中で、理事長が角野栄子さんの原作に基づき劇のシナリオをフランス行きの飛行機の中で作ってくれて、それを給食室の谷間えりさんがきれいに台本にしてくれて、それを先生たちが役になりきって演じてくれ、
そしてそれを支える裏の先生達が大道具を作って、音響もつくって!!という すべてが手作りの劇でした。
あの出てきた馬も先生たちがつくりました。はじめは大きい親馬だけでしたが、仔馬も必要?!となったら次の日には仔馬2頭が。さらに黒電話も必要となったら黒電話も段ボールで作ってくれました。電話と受話器もコードも長内先生と桜井先生が見事にこだわって作ってくれました。
まだまだいろいろな裏話はありますが、今理事長にもう一度あの素晴らしい劇を見たいとお願いをしています。もし再度見てもらえる場面があれば、ぜひそんな裏話も思い出しながら、
もう一度それぞれの感動を感じてもらえたらなぁと思います。
友達の素晴らしさ。
困難があっても友達、仲間がいたら乗り越えられる。ひとりじゃない。
私たちも子ども達、利用者さんを支え、みんなに支えて貰い、これからも毎日を暮らしていきたいと思いました。
そして、決してあきらめなければ、この劇のように結果がでる。
本当に素晴らしい劇をチームむぎのこの皆さんありがとうございました。久しぶりにとてもとても感動し大泣きをしてしまいました。

(今でも思いだすと感動がよみがえり涙がでます。地域支援マネージャー笠井)