岸田総理が、7月24日むぎのこを訪問されました。
報道関係のみなさんが50人あまり、警護関係も100名以上協力していただき、これまでのむぎのこでは見たことのないような光景と雰囲気でした。
むぎのこ卒園児の不登校ながらも将来保育士になりたいという中学生2人が総理をお出迎えし、総理は、「頑張って」と握手をしてくだいました。そして、むぎのこ前で記念撮影をし、総理もこども達、卒園児も笑顔いっぱいでした。
むぎのこ発達支援センター2階に移り、理事長から麦の子会の概要説明をしました。
そして、ホールに移動し子どもたちのリズム運動を見学。最後には総理も子どもたちのリズムの輪に加わってくださいました。職員はとてもうれしい経験をさせていただいて、「ありがとうございました!」と喜びと拍手がホールに響き渡りました。
隣の麦の子館に場所を移し、総理とむぎのこのお母さん達が車座になってお母さんたちの声や思いを聞いてくださいました。障害のある子の子育ての困難、DV体験、虐待体験なとがあり、最初は辛い人生でしたが、むぎのこでの支援を受け、現在はむぎのこのスタッフとして子どもたちやご家族を支援する側になり、今は幸せです、と語ってくれました。
「障がいがある子どもも、ない子どもも、ともに安心して生活できる社会をつくるため、障害者支援を格段に充実させる」「このような取り組みが日本全国に広がるように支援を進めていきたい」と非常に希望の高まる総理からのお言葉をいただきました。
午前中の訪問でしたが、その日の昼のテレビやネットでもニュースとしてたくさん報道されていました。総理官邸のホームページやX(旧twitter)にもご訪問の様子、むぎのこでの様子が素敵にアップしていただいていました。
工藤内閣府副大臣、担当所轄庁である子ども家庭庁の皆様、町田札幌市副市長様、浦本北海道副知事様、沢山の警察の方々、札幌市、北海道の皆さんには大変お世話になりました。
麦の子会の歴史にとっても、とても大きな1日となりました。また子どもたち、利用者の皆さん、ご家族の皆さんにとっても大きな励ましとなりました。スタッフも自分たちの仕事の社会的意義や価値を再認識できる機会となりました。
そしてなにより、日本の障害児や障害のある方に、大切な存在として光を当ててくださり、共に生きる共生社会の推進を進めてくださる方向を打ち出してくださった事に感謝いたします。
岸田総理大臣ほんとうに、ありがとうございました!